祖母と愛猫と私。

高齢者向けの食事作りや、猫に関すること、毎日感じたことを更新しています。

高齢者の食事で脳を活性化するための3つのポイント

うちのばーちゃん84歳。

 

 

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冬が近くなると、色どりが茶色になるよね…それが不満。

これだけの量をたべるわけで…

 

高齢者の食事で気をつける3つのポイント

 

食事の準備をする時は、家族用と、ばーちゃん用とお皿を分けて盛り付けます。

一緒に食事をとらないので、食べたいおかずを小皿に盛り付けて「ご自由にどうそ」みたいな感じです。

 

というか、もともと家族で一緒に食卓を囲んだことなんてないんだけど…

うちはワンプレートタイプではなく、バイキング形式(笑)

 

我が家の食事で気をつけていることは、

・滑らないおぼんをえらぶ

・大きめのおぼんをえらぶ

・おかずの種類を選ばせる

 です。

 

滑らなくて大きめのトレイはマストアイテム

お箸を直置きすることなども考えて、 ランチョンマットは衛生的にみて、オススメはしません。

 

ついでにお皿をのせると、ツルツル滑るおぼんってあるじゃないですか…

おぼんの上でお皿が動くって本当に使えない。

特に、高齢者にはおすすめしません。

 

大きめのおぼんを好むばーちゃん

ばーちゃんの場合は、おかずを盛り付けたら必ず大きめのおぼんを使います。

そして「大きめなおぼん」を選ぶのも重要。

 

ばーちゃん、食事の時は茶の間の座椅子に座ってご飯を食べます。

でも足が痛くて正座ができないので、足をのばしてご飯を食べるんですよ。

 

机の上の食事は、高さがあって食べにくいみたいで、なんと太ももの上に「おぼん」をのせて食べるんです。

なので、大きめのおぼんを使っているのです。 

 

おかずの種類を選んでもらう

出来あがった料理をただ運ぶだけじゃなくて、バイキング形式で食べたい物を選んでもらうのは脳の活性化にもなるのでオススメ。

 

ついつい作ってもっていきたくなりますが「ばーちゃん今日は何を食べる?」と聞いて選んでもらう。

それだけで会話も成立しますよね。

それに自分が食べたいものを選べるって、嬉しいと思うんですよ。

 

でもこれだと「品数を多く作らなくてはいけないんじゃないの?」と感じるかもしれません。

 

よく「赤・黄・緑」の色を食べなさいと言いますよね?

なので、ゆでた野菜を選んで、お皿にとってもらうだけでも良いんです。

できるだけおかずを選ばせるようにして、工夫をしていきましょう。

 

 「高齢者用のおぼんって見た目より機能性重視」

だけど、見た目より機能性重視になってしまう所が悲しい。

だから最近、本当に[お洒落なおぼんが欲しい…

 

木製でできたおぼんもお洒落。

溝が浅い方が手が引っかからないし、高齢者には向いていると思う。

カフェ風ってのもいいよね…

 

で、おぼんってやっぱり「ベージュ」が一番料理がはえるよね。

今使っているのは「ギンガムチェック」だけど(笑)

 

ダイニングテーブルだってベージュでしょ。

料理が美味しそうに見える効果があるんだって。

 

あと、木のぬくもり大事。

 

今の日本の住宅ってほとんと無機質がおおいよね。

デザイン重視なんだろうけど…

やっぱり木とか自然を取り入れた住宅の方が心が豊かになる気がする。

 

無機質な家に住んでいると表情や感情が乏しくなる。

うちの親の部屋なんて…床も壁も天井もドアもすべて「木」

てか「ログハウスですか?」ってくらいの木の部屋。

部屋に「白」がない。

 

なぜ?この木のデザインを選んだかと言うと「白は~タバコを吸うと壁が黄色くなるでしょ?」だって。

 

「は?」

 

考えることが人と違う。うちの親。

なんかずれている。壁が黄色くなるから…って。

でも表情が豊か。

よくしゃべり、よく笑い、よく食べて、よく寝る親。

 

そんな親から産まれたばーちゃん。

今日も元気です。